昨夜はテレビで映画『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』を見ました。

 まず、見始めての第一印象は、すごい! と懐かしい! でした。
 この映画の原作を私が読んだのは、小学校の高学年のころです。なのでもう、30年以上も前の話になります。
 それなのに、覚えてますよ。
 さすがに、細かいところは忘れてましたが、冒頭のタンスの中からナルニアに初めてルーシーが行くシーンだとか、タムナスさんとの会話だとか。
 原作は、小説なんですよね。なのに、挿絵のない部分も「映像で」覚えているんです。
 これって、かなりすごいことだと、見ながら改めて感動してしまいました。

 そして、そういう意味では本当に、感激の嵐でした。
 だって、タムナスさんにしろ魔女にしろ、ナルニアの風景にしろ、まさにまさに、かつて読んだそのとおりなんですから。
 それに何より、あのアスランが! 動いてしゃべってるよ〜! という、これこそが本当に感激でした。
 学校の図書館で借りた本でしたし、そんなに何回も読み直しているわけじゃないんです。
 でも、子供心にもアスランはとってもかっこよくて、人間じゃなくライオンってところも私の心にはぐっと来る要素の一つでした。
 それがまさか、本当に動いている姿を見ることのできる日が来るなんて。
 技術の進歩ってすごい! と本当に素直に思いました。

 そういうかつて原作ファンだった人間としての部分を抜きにしても、この映画は面白くて迫力のある作品だったと思います。
 殊に、凍った川が溶けてしまうシーンだとか、最後近くの戦闘シーンは、やっぱり大画面で見たかったなと思いましたね。
 これは、特撮系の映画などでも思うことですが、映画館で見て、その後DVDなどで見ると、感動そのものはよみがえって来ますけど、迫力には乏しくなってしまうので、その点ではやはり映画館で見る価値っていうものだなあといつも思います。
 子供たちの演技もなかなかで、特にルーシー役の子が可愛かったのが、よかったですね。
 あと、この人は原作に出て来たのかどうか、覚えていないのですが、子供たちに理解を示す教授がなかなか光っていました。
 ラストのセリフなど、「ああ、この人も子供のころにきっとナルニアに行ったことがあるんだ」と思わせて、そこに世界の広がりを感じました。

 にしても、続編の公開直前に前作を放送するというのは、たしかに何よりいいPR方法だとは思いました。だって、見終わった後に、続編のCM見たら、見に行きたくなりますもん(笑)。
 ただ、私の場合は懐具合との相談になりますから(特に、5月末は物入りなので……)、また地上波での公開を待つことになるかもしれませんが、それでも続編も見たいと思わせてくれる、すばらしい映画でした。
2008.05.19 Mon l ドラマ・映画の感想 l top ▲