本日、『倉科先生の受難』の4巻をゲットしましたので、感想を書いておきます。
なお、この作品はBLですので、苦手な方はご注意下さい。
■『私立翔瑛学園男子高等部 倉科先生の受難』 4巻 志野夏穂(リブレ出版)
【あらすじ】
倉科怜司は、私立翔瑛学園高等部の教師で、生徒会執行部顧問を務めている。
生徒会が行う合宿以降、怜司は執行部の秋山からアタックされる日々が続いていたが、彼自身は同じ執行部の浅野が気になっていた。そんなところに、学生時代の先輩が現れるのだが……。
4巻では新しい人物が2人ほど登場しています。
1人は生徒会の顧問におさまった寒川景、もう1人は怜司の先輩の尚志ですが、なんとこの人は浅野のお兄さんだったりするのでした。
新しいキャラが登場して、またもや波乱か! と思ったりしましたが、お兄さんの登場でようやく怜司と浅野もまとまったようです。
いやまあ、もう実質的には出来上がっているも同じな感じの2人だったんですけど。それでも、まとまったのは、めでたい♪ と思います。
っていうか、ここまで盛り上げておいて、まとまらなかったらどうしよう……というか、それではまるで読者を生殺しなのでは……とちょっと思ったりもしてたのですが、そうじゃなくてよかったです(笑)。
ところで、私的には新キャラの寒川と浅野・兄もちょっと気になるところです。
いや、なんとなく寒川は浅野・兄が好きなのでは? という感じがしたもので。一方、浅野・兄には他に本命がいたりするような、しないような?
怜司に対して告白できない浅野にいろいろ世話を焼いたりしている兄に対しての、寒川のセリフの中に「自分のことを棚に上げて」というのがあったので、そこから他に本命が? とかちょっと思ってみたのですが。
ちなみに、最初の登場シーンを見た時には、浅野・兄も怜司が好きなのかな? とも思ったのですが、これは違っていたようです。
案外、意外なダークホースで、秋山だったり?
などとちょっとぐるぐるしますが、私としては寒川とくっつくといいなと思ったりしたのでした。
う〜ん。それはそれとして。
どんどん怜司が可愛くなって行くのがなんとも。
いや、見た目だけじゃなくて、性格も。
なんにしろ、次の巻もすっごく楽しみです。
■『私立翔瑛学園男子高等部 倉科先生の受難』 3巻 志野夏穂(ビブレ出版)
【あらすじ】
幼稚園から高校まで一貫して教育を行う私立翔瑛学園の教師・倉科玲司は、生徒会実行委員の顧問をしている。その合宿に参加することになったのだが――。
ということで、『倉科先生の受難』3巻を無事ゲットしました。
しかしこれ、終わってないんですね(^^; いや、私はてっきりもう終わっているものだとばかり思ってました。まあ、面白いのでいいんですけどさ。
ところで、今回一番意外だったのは、秋山の意中の人でした。
てっきり浅野の方だと思ってたんですが、先生だったのね(爆)。いやまあ、それはそれで面白いですけど。
実質、浅野と先生は出来上がっているっぽいんですけど、口に出しては気持ちを伝え合ってなかったりして、この先、秋山はそこに食い込んで行きそうな感じがします。
まあ、結局それが元で先生も自分の気持ちを自覚したりしそうな気もしますけれどもね。
それはともかく、今回のを読んでいて改めて、私ってこういうのがツボだったのか〜とちょっと感心。
この二人、形としては生徒×先生なんだけどー私的にはどうも、これも主従に入るっぽいです。
というか、形が似ているので好き、みたいな感じ?
主従というと語弊があるけれど、一般的にはまあ先生って生徒を従えるものじゃないですか。なんだけど、従の立場の方が攻っていうか、主の立場の者を守っている、みたいな――こういうのが、萌えるようです(笑)。
浅野は、実際には先生より年下なんだけど、おちつきようとか見ていると年上みたいだものね。
殊に、合宿の最中に停電しちゃった時なんか、先生たしかに可愛かったです。保護欲誘うよな〜とか読んでて思いましたが、こういう二人のやりとりとかがねぇ。やっぱツボです。
それから、番外編の方も面白かったです。
今回はいつも遥加ちゃんとワンセットの室澤くんのお話でした。
こっちは年の差カップルで、更に私の萌えツボでございました♪
理事長だか顧問だかの人が室澤くんの「おじさん」なんだろうな〜というのは途中でだいたい想像がついたのですが、でもやっぱりラスト読むとにやけてしまいますね。
室澤くんも、いつもは元気な男の子って感じですが、主役として描かれるとやっぱ可愛いです。
ところで、読んでいる途中で、髪型のせいなのか、なぜか室澤くんが素直な飛影に見えてちょっと困ってしまうところがありました(爆)。
ともあれ、隅々まで堪能できた一冊でした。
まだビブロスがあったころ、買い損ねていてその後、倒産したため二度と手に入れるのは無理だろうと思っていた『倉科先生の受難』2巻に近所の本屋で遭遇したので、とりあえず買いました。
ということで、感想です。
ちなみに、この作品はBLですので、苦手な方はご注意下さい。
■『私立翔瑛学園男子高等部 倉科先生の受難』 2巻 志野夏穂(リブレ出版)
【あらすじ】
翔瑛学園高等部の生徒会と執行部は、なぜか予算をかけて戦うことになる。執行部顧問でもある教師の倉科怜司もなぜか、その戦いの景品にされてしまうのだが――。
ということで、実はこのあたり、雑誌の方で連載当時読んでいた内容なんですが、改めて読み直していろいろ楽しかったです。
……にしても、怜司も浅野も実はできあがってるっぽいのに、自覚がないあたりがなんとも。
いやまあ、簡単にできあがってしまうと、つまんないといえばそうなんですが。
あと、同時収録の番外編も可愛かったです。
特に、子供のころの浅野と秋山が。いや、秋山(弟)もめっちゃ可愛いんですけど。
最近仕事柄、本物の子供に接する機会も多いのですが、むかつくことも多いけど、一方では常識知らずのおっさんたちに接するよりずうっと癒されますよね。
マンガに出て来る子供って、そういう部分がより極端にデフォルメされてて、なんかほんと、可愛い、ラブリーって感じです。
もちろん、子供の浅野と秋山のエピソード自体も可愛かったです。
それから巻末の『クールビズで行こう』もオチで笑っちゃいました。
うん、だからホント、こういうのを読むと、この2人ってできあがっちゃっててらぶらぶじゃん、とか思ったりするんですけど……当人たち、自覚ないよねぇ(爆)。
ともあれ、3巻もなるべく早くゲットしたいと思います。
■『超人ロック 凍てついた星座』2巻 聖悠紀(少年画報社)
【あらすじ】
不死の秘密を手に入れるため、エスパーハンターたちを雇いロックを追い詰めるマエケナス・ジンとその腹心・レオノーラ。戦い続けるロックだが、とうとうレオノーラの手に捕らわれてしまう。
だが、彼女の目的はかつて夫を殺し、自分の記憶を奪ったロックへの復讐だった。
一方、老衰で死亡したマエケナスの身代わりを務めていたテニアンは、彼の資産を持ち逃げし、その罪を全てレオノーラになすりつけようとしていた。
そんな中、レオノーラの前に現れたジン・コーポレーション内部調査室長マーヤ・マーヤは見事な手腕を発揮して、テニアンの行方を追うのだったが――。
ということで、『凍てついた星座』の2巻目です。
どうやらレオノーラはロックに復讐の意図があるようですが……記憶がかなり錯綜している模様です。記憶を消してほしいと願ったのは、彼女自身のようですが、今の彼女は望まないのに消されたと思っているようで。
それにしても、彼女に対するロックの行動は、たしかにちょっと残酷かもなあって気もしなくはありません。とはいえ、生きていればまた笑える日も来るという、その発想もけして間違っていないとは思うし、ロックが彼女を見殺しにできなかったのもわかる気はしますが。
というか、そもそもは彼女とその夫がロックに手出ししなければよかったんだ、という気もします。ロックに関わると、いいにしろ悪いにしろ、運命が変わってしまうのはたしかで。それを回避したいならば、関わらないのが一番ですから。
あと、彼女の人生とは関係ないですけど……昔は普通の髪型だったのに、どうして今はあんな変な髪型なんでしょう(^^; 昔の方が可愛くていいと思うけど。っていうか、あれに戻すわけにはいかないんでしょうか。それもまた、記憶が錯綜しているせい?
それから、読んでいてなぜかほのぼのしてしまうのは、カルベルとパエトンの2人です。
実は出来上がってるっぽいのに、一見すると敵対している関係が私的には好みです。この2人には、最後まで生き延びてほしいなと感じます。
ともあれ、続きも楽しみです。
■『超人ロック エピタフ』1巻 聖悠紀(メディアファクトリー)
【あらすじ】
ロックの元を訪れた歴史家の青年サイモンは、彼を前にある人物の話を始める。それは、帝国の大臣だったブリアン・ド・ラージュについてだった。
今回の主人公は、ロックというよりもブリアンのようです。彼の子供時代から青年期にかけてのお話というところでしょうか。
彼がどうやって帝国の大臣にまで昇りつめるのか、またサイモンの目的はなんなのか、興味深いところです。
ところで、今回のを読んでいて、聖さんってほんとにいわゆる男尊女卑的な発想のない人なんだなあと、妙に感心したりしてしまいました。考えてみれば、この人の話にはごく普通に、女帝だとか女の将軍だとか、提督だとかが登場します。これまでそういうのを、なんの不思議もなく読んでいたんですけれども、改めて男性の描くマンガにはめずらしいことかも? という気がして来ました。
それに、世界そのものの設定としてもめずらしい気がします。
時代が未来の設定だろうと、女性が男性の上に位置するとだいたいは、反発だの軋轢だのがあったりするのがフツーのような? それはもちろん、現実の社会だったり、書き手の意識だったりを反映しているわけですが。
それはともかく、どんな展開になって行くのかが、楽しみです。